映画「天気の子」ネタバレがないように感想

新海誠監督の新作「天気の子」を観てきました。

簡単に言えば、物語は家出少年「高島帆高」が、天気を晴れにする不思議な力を持った少女「天野陽菜」と出会い、その少女の力を使ってアルバイトをするお話です。

生活費を稼ぐ為に始めたアルバイトでしたが、少女は力を使えば使うほど……

話の展開も、説明すぎずに、かといって足りないという程でもない情報量でスピーディーに展開していき、飽きさせないお話でした。

圧倒的な絵の綺麗さ。前作の「君の名は。」でも絵が綺麗だと思いましたが、今回も日常の都心の街並みを幻想的に美しく描いていました。特に今回のテーマである雨と日の光の演出が特に綺麗でした。

そんな綺麗な絵の中で動くキャラクター達をさらに盛り上げる音楽。

前作の「君の名は。」で主題歌を担当した「RADWIMPS」が手掛ける音楽たちが盛り上げる盛り上げる！

要所要所で展開にあった音楽が、背景やキャラクター達をより印象深く演出してくれて、最後まで飽きずに鑑賞できました。

少年と少女が成長する物語と陳腐な言葉で言ってしまいますが、ラストには凄くドデカイ事と、誰にでもある葛藤が同居してて、「すべてこの世はこともなし」と思える説得力がある映画でした。

お時間があるなら、映画館に足を運んで観る事をお勧めします。