マンガ紹介（その7）【あずまんが大王】

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あらすじ
感想

本データ

作品名：あずまんが大王

作者：あずまきよひこ

連載雑誌：月刊コミック電撃大王

連載期間：1999年～2002年

コミックス:単行本全４巻　新装版全3巻

あらすじ

どこにあるかわからないとある共学高校に、飛び級で小学生が編入してきた。その学級の担任ゆかり先生の女子生徒達が中心の、ほのぼの高校生活三年間を描いたマンガです。

感想

いきなり小学生が飛び級で転入してきて始まる4コママンガです。
編入してきた小学生の紹介で、担任のゆかり先生が「ガキのくせに勉強できるからっていじめないで下さいね」の台詞に好奇心を鷲掴みされたのを覚えています。

このマンガではこれだと言う主人公は居ませんが、主に小学生女子高生（造語）「ちよちゃん」、元気だけどおバカの「とも」、眼鏡娘の体重を気にする「こよみ」、大阪の天然キャラ歩こと「大阪」、勉強スポーツ万能クールに見えるけど、実はネコとか可愛いものが大好きな「榊」、榊をライバル視しているが体力でしか対抗できない「神楽」の6人の女子高校生！

そしてその担任のゆかり先生と、同期の体育教師にゃも先生、怪しい教師木村が中心(木村先生は中心なのかは疑問ですがｗ)で話が進んでいきます。

自分がツボにはまったのが榊さんです。ネコが好きなのに、ネコにかまれたり、可愛いものが好きなのに、イメージがクールな人だから表にそれを出せなかったりと、とてもかわいそうな人です。

後ちよちゃんですね。小学生にもかかわらず、頭がいいから飛び級で高校にと言うトンでも設定ですが、性格は飛び級設定にありがちな孤独な子とかひねくれてる子とかいう設定ではなく、とても素直でやさしい小学生だったりするから、こちらも素直にまいりましたｗ勉強も生活態度も性格も全て良しのパーフェクト超人ぶりを見てあげてください！でも運動は苦手ってところが更にツボだったりしますがｗ

そのちよちゃんの父として作品に登場する謎のネコ？も面白いです。このキャラが出る回はシュール差が増すので、好き嫌いが分かれると思いますが自分は大好きです。アニメでは若本さんが熱演してさらにシュール差が増してましたｗ

教師陣の中でひときわ際立つのが木村先生。根暗な変質者的な風貌をし、なぜ教師になったのかを聞かれたら女子高生とかすきだから」（叫び）と言ったり着替えが見たくてしょうがない！！と言ったりする変態なのですが、さり気に募金に万札をためらいなく入れたり、空き缶拾いを積極的にやったりとギャップが多く謎に包まれているキャラでしたｗ奥さんが美人で娘さんも可愛いのが許せない！！ｗ

と、一部に熱狂的なファンを獲得していたのに、きっちり三年間で完結し、サザエさん時空に入らなかった事にも共感が持てる作品です。

ひと時この作品を読んで(良ければアニメも見て)女子高生との日常を堪能してみてはどうでしょうか?