マンガ紹介その12【最上の明医】

マンガ作品名:さ行

本データ

作品名:最上の明医

作者:橋口たかし

連載雑誌:週刊少年サンデー

連載期間:2010年~2014年

コミックス:全19巻

他代表:焼きたて!!ジャぱん 最上の命医

あらすじ

帝王大学付属病院の最後の良心「最上一尊」の一人息子「最上義明」は天下無敵のニートだった。
三流高校の生徒で、喧嘩に強い上に姑息な手段を厭わない義明は、学校内では頼りにされながらも恐れられる存在だった。
しかし学校に行かず部屋に引きこもり、マンガやゲームを満喫し筋トレに励むと言う自由気ままな生活をする義明。
だが親友の伊達が医者を目指す事を知り、負けず嫌いの義明も医者の道を目指し始めるのだった。

感想

最上の命医を第一部とするなら、この作品は第二部となります。
そして作者曰く、本当に書きたいのはこの
義明の話だったそうです。
 
ここからは最上の命医のラストを知らない方は読まない事をお勧めします。
それかこちらを読んでいただければ幸いです。
更にその後はこれを読んでからブログの続きを読んでくれると嬉しいです。

 

 

大丈夫ですね?

では続きを

 
 
 
 
最上の命医最終巻のオマケにて、命は義明の理想の上司を紹介する為の作品だったと書いてあります。いわば最上の命医は今回の作品のスピンオフ的な物(笑)
 なのでこの作品では、命が重病で倒れた後から始まりますが、命はその重病を乗り越えて復活します!
理想の上司である命が、主人公が医者になる前に死んでてはね……命医最終巻でネタバレしてるやん。(とは言うものの、命が助かったのも無限の樹形図の思想に感化された意外な人物たちの助力のおかげなので、それはそれでいい話でしたが)
 そんな義明も、最初の登場では引きこもりの高校生ですが、自分勝手な上に我儘で卑怯な奴です(笑)
しかし、一旦身内と判断したら、自分の事の様に他人の為に動く行動力を発揮する熱い奴でもあるから嫌いになれないのです。
 親友の伊達もそんな義明だから友人になった一人で、義明が医者になるキッカケを与えた人物です。
伊達がある日、医者になる為に勉強を始めたのを見て、義明は負けるものかと同じく医者の勉強を始めます。動機はそんなささいな事からでしたが、いざ医師になると決めた義明の行動力は目を見張る物があります。
負のオーラ満載ではありますがw
 
いざ、怪我や病気で窮地に立っている人がいれば、引きこもり時代に身につけたアニメやマンガの知識を発揮して助けたり、なりふり構わず人に頼ったり(利用したり?)と、手段を選ばず行動します。
 そんな義明が就職しようとした平聖中央病院でしたが、理事長になっていた命はなかなかの無理難題を義明達に仕掛けます
 研修と称して世界各地に派遣されて、現地で数々の無理難題にぶつかる義明達ですが、義明自身の機転や伊達達の協力で、その逆境を乗り越えて医者として成長して行く義明を是非読んでください!
そんな義明も女性からのアプローチからはタジタジになって、最後は凄い事になりますが、それは読んでのお楽しみです()
 更に楽しみなのは命医に出ていたキャラ達がかなり出てきます。
気に入っていたキャラがその後どうなってるかも確認できますよ。
 ですが、ここまで盛り上がっていた面白い医療マンガなんですが、終わり方が打ち切りみたいなのが残念な作品なんですよね……

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