前回はフォルダのルール作りのお話でした。
今回はスキャンの設定をお話ししたいと思います。
自分が使っている「富士通 ScanSnap iX500 (A4/両面)」スキャナーで説明します。(現在は更に便利機能が付いた新機種「IX1500」も発売されています。こちらはまた設定方法が一新されていますが、今回はIX500の設定を書きます。IX1500については
「その17」「その18」を見てください)
こちらが最新機です。ソフト面に不安がありますが、機体性能は抜群です。
ScanSnapのインストール等は、公式HPの方で見ていただくとして、自炊用の設定について、自分は書いていこうと思います。
1.最初の設定
ScanSnapをインストールしたら、画面右下にSのマークが出ると思いますので、それをクリックしてください。
するとこんな画面が出てきます。これのクイックメニューのチェックを外してください。
これを外すことで、細かく設定できるようになります。
右側の「読み取り設定」メニューから「新しい読み取り設定」を選択して、好きな名称を入れてください。自分は「自炊(カラー)」「自炊(白黒)」を作成して使っています。
これで自分好みの設定を作成することができます。
2.アプリ選択
最初のタブのアプリ選択では、起動しませんを選択します。
スキャンしたファイルがそのまま保存されるようになります。
2.保存先
保存先を設定します。
保存したい場所を指定してください。ここはスキャンするたびに変えてくのでどこでも大丈夫です。とりあえず前回説明した「自炊」フォルダ内の「マンガ」フォルダを選んでおきます。
「ファイル名の設定」を選択するとこの画面が出ますので、
「自分で名前を付けます」を選択し、「先頭文字列」に書かれてた「無題」を消して白紙にしてください。「連番」は3桁のままでいいです。
こうするとスキャンしたファイル名が「001」「002」とつけられていきます。
これで前回の説明でフォルダ内に入れておいた「000」の白紙ファイルが生きてきますw
3.読み取りモード
画質の選択ですが、マンガや小説に関しては「スーパーファイン」で十分です。もちろん「エクセレント」でも構わないのですが、データ量が大きくなりますよ……。自分は「スーパーファイン」の画質で読んでいますが、気になった事は一度もありません。
カラーモードの選択ですが、白黒なら「グレー」、カラーページなら「カラー」を選択してください。
読み取り面の選択は「両面読み取り」で大丈夫です。
向きの選択は「回転しない」にしてください。自動判別だと、マンガをスキャン中に、斜め文字などに反応して、勝手に回転してしまう時がある為です。
一番下の二つの項目にはチェックを入れないでください。
4.ファイル形式
自分はマンガも小説もJPEG形式で保存しています。これは好みでどちらでもいいかと思います。ソフトを使えばPDF化もできますしね。
5.原稿
原稿サイズの選択は「サイズ自動検出」で問題ありません。
マルチフィード検出は「重なりで検出」を選択してください。2枚以上重なった状態でスキャンした時にスキャンを一時停止してくれます。
6.ファイルサイズ
ここもデフォルトの3で問題ありません。
以上が自分がやっている設定です。
このままでも十分綺麗にスキャンできますが、こだわりたい方は色々試して、自分好みの設定を見出してください。
では次回はいよいよスキャンをしていきたいと思います。
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