ここまで紹介した事で、自炊の一連の流れは分かっていただけたかと思います。
後は自分なりのルールで自炊をしていただけたらと思いますが、ここで一回、自炊経験者の私から、こうした方がいいと思うことを少し纏めたいと思います。参考にしていただけたら幸いです。
1.一つの工程を集中してやっていく。
例えば、今日は本の表紙と裏表紙を分ける作業をする。次回は本の裁断…確認作業…さらに次回はフォルダ作り、スキャンという風に、1つの工程を集中してやった方がいいかと思います。
そうすれば道具の準備とかも面倒がないですからね。
2.切断後の確認作業を怠らない。
切断後のくっついているページがないかの点検ですが、これは手を抜かずに集中してやった方がいいです。
この作業を怠ると、スキャン時にページの重なりが発生して、作業が中断してしまいイライラしますw
この作業こそがスキャン作業の要だと私個人は思っています。慣れればテレビ見ながらでも出来るようになりますよ。
3.表紙や本部分はブックケースに収納すると便利
切り離した表紙や本部分は、無くしたりすると厄介ですので、ホームセンターなどで売っているブックケースに収納しておくと便利です。
自分は、表紙を纏めた奴と切断した本をブックケースに入れて、付箋で名前を貼って管理しています。
これなら何がどこにあるのかスグ分かるので重宝しています。
4.表紙を細かく切らない
メルカリなどで見ると、表紙を細かく切っている方がいますが、個人的にはお勧めしません。細かいと管理が面倒になりますし、湿気等で反ったりする可能性がでます。それにスキャンする手間も増えるからです。
例としては下のように
背表紙を切って捨てる方もいます。せっかくの表紙絵が切れてしまいます。
細かくバラバラに切る方もいます。管理が大変になりますし、スキャンの手間が増えます。
なので、個人的にお勧めするのは、表紙、裏表紙は切断しない。こんな感じです。
写真のように、表紙、裏表紙、本部分と分けるだけだと、表紙を使って本を包めば管理もしやすいですしスキャンも簡単です。
読む時に表紙が長すぎて、表示がうまく出来ないという方もいますが、自分は読書時は拡大もできますし不便に感じたことはありません。
どうしても長いと思う方は、表紙を切断ではなく、データをトリミング加工で対処した方がいいと思います。データならトリミング加工でいくらでも好きにできますし、マスターデータを取っとけば何度でもやり直せますしね。
5.スキャナーはハンディーモップ等で小まめに掃除する
スキャンをしていくと、どうしても紙の切れ端や繊維がスキャン部分についてしまい、白線の原因になってしまします。
自分は数冊ごとに、ハンディーモップでスキャン部分を払って綺麗にしています。
やり直しの手間とかを考えると、一見面倒のようですが、この方が時間節約になります。
自分が使っているのはこちらです。3本入ってますし、大きさも手ごろで重宝してます。
本接合部分のノリが付いてしまう時もありますので、メガネ拭きや専用の洗浄剤も用意しておくといいかと思われます。
こちらをメガネ拭きに吹きかけてスキャナーを掃除すると綺麗になります。
以上がパッと思いつく事ですかね。他にもありましたら、情報をお待ちしています。
実際に経験していけば、いろいろ気付けると思うので、失敗を恐れずに実践していってください。まず最初は、それほど思い入れのない本から練習がてらにやるのがお勧めですw
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