本データ
作品名:ふしぎの海のナディア
総監督:庵野秀明
放送期間:1990年~1991年
他代表作:エヴァンゲリオン シン・ゴジラ
あらすじ
パリ万国博覧会にて開催される飛行機大会。それに参加する為、ジャンは叔父と飛行機の最終調整をしていた。
その時、自転車で通り掛かった褐色の肌の女の子ナデ ィアに一目惚れしたジャンは彼女を追いかけ話かける。
するとナディアが身に着けていた青い宝石ブルーウォーターが赤く警告音と共に光出すと、二人の前に悪党3人組グランディス一味が現れたのだった。
感想
ガイナックス作品の代表作品の一つです!(今のガイナックスは当時の凄い面々が独立してしまって形骸化し更に犯罪者まで・・・悲しい・・・)
ナディアに一目惚れした科学発明大好きっ子ジャンが、ナディアが持つ宝石ブルーウォーターを狙う小悪党グランディス一味からナディアを守る所から物語ははじまります。
話はどんどんシリアスになって行きます。
ジャンとナディアはグランディスから逃げて行く課程で父親と母親を殺された女の子マリーとライオンの子供キング、更にはグランディス達と最終的に万能潜水艦ノーチラス号に乗る事になります。
このノーチラス号は、ちまたで話題になっていた海の巨大怪物の正体である、悪の組織ネオアトランティスの潜水艦ガーフィッシュを追っているのです!ですが、何故ノーチラス号がネオアトランティスを追っているのかは見て確かめて下さい。
で、ノーチラス号での生活からが物語の本番です!
ナディアは肉を食べるのは残酷だ!
と潜水艦のクルーを非難したり(肉の味は大好きだったりします)
ジャンとグランディス一味の一人ハンソンは、ノーチラスの進みすぎた科学の虜になり、仲良く発明研究したり、同じくグランディス一味のサンソンは、ジャンに女の子のハートの射止め方をアドバイスしたり、グランディスはグランディスで、ノーチラスの艦長ネモに一目惚れして、押しかけ女房のようにネモにアタックして副艦長のエレクトラさんとネモを巡るバトルに拍車がかかったりと、いつの間にかナディア達と仲良くなっていきます。
そんな緩い展開から目が覚める潜水艦同士の戦いが!
そして最初の死者がでるのですが、そのシーンは鮮烈です。
関俊彦さん(代表作:土井先生・イルカ先生・無惨様等)が演じるフェイトさん。今でもそのシーンのセリフは頭に残ってます。ハッキリ言ってトラウマですよ・・・
この作品はシリアスな話と、ふざけすぎてるだろと言う話のギャップがかなりあります。
特に無人島に流れ付く話があるんですが、非常に脱線してる話があったりします。内容は個人的には好きでしたが、絵がひどすぎたりする回はいただけなかったです・・・
そんな粗も内包しながら話が進むごとに、明かされて行くナディアの過去、ノーチラス号の目的、ネオアトランティスの野望!そしてマリーのその後の話(笑)(何故(笑)マークが付くのか は最終回を見て頂ければわかります!犯罪だよサンソン!)この怒濤の展開に引き込まれること必至です!
かなり古い作品ですが、一度騙されたと思って是非ご覧ください。
アマゾンプライムでも見れますよ
原作はSF小説「海底二万マイル」なのでこちらも読んでみては?
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