本データ
作品名:金色のガッシュ!
作者:雷句誠
連載雑誌:週刊少年サンデー
連載期間:2001年~2008年
コミックス:全33巻 文庫版・完全版全16巻
他代表作:どうぶつの国
あらすじ
余りにも頭が良過ぎて他人がバカにしか見えない高校生「高峰清麿」。
何か面白い事はないかと無気力に生活していたある日、窓から鷹に乗った裸の男の子が飛び込んで来た。
なんでも清麿の父親の頼みで息子の友人になってくれと言われたらしい。
そして清麿は、その男の子が持っていた本に興味をそそられるが、何が書いてあるのかまるでわからなかったのだった。
感想
少年マンガの王道のようなお話のガッシュです!
頭が良過ぎて何でも出来てしまうから、日常がつまらないと無気力に生活している清磨(ある意味羨ましい)。そんな清麿の前に鷹にぶら下がって、裸でブリを担ぎながら、窓から飛び込んで来た野性児ガッシュ(笑)
この衝撃の出会いが物語の始まりです。
ガッシュは清磨の父に保護された不思議な子供です。
保護される前の記憶を失っており、持ち物は一冊の何語で書かれているかわからない本のみ…
でも元気だけはあって貴族っぽい話し方をする、ブリを丸ごと生きたまま豪快に食べるお子様です。
清磨の父親が息子に友人がいないのを心配して「息子の友達になってくれ」とガッシュに頼んで、日本の清磨の家に文字通り飛び込んで来ました(笑)
このガッシュが持っていた本ですが、これこそがこの物語の核になります。
この本に書かれている文字は、天才中学生清麿が本気になっても読めません。
実際には読めない部分が多すぎるなんですが、突然読めるようになった一文を清麿が読んでみると、なんとガッシュの口から雷が!!
より本に興味をそそられた清麿の下に、同じ本を持つ男と子供のペアが訪れます。この二人もガッシュと同じように本を使って不思議な攻撃を仕掛けてきます。
清麿達は問答無用の戦いをしいられ、結果この二人には辛勝しますが、ガッシュの攻撃が相手の本に火をつけてしまいます。すると本が燃え尽きた途端に、その子供も消えてしまいました。
この本の深まる秘密に触れてしまった清麿の下に、またもや本を持った男女のペアが訪れます。
話し合いに来たと言う彼女達が言うには、この本を持っている子供たちは魔界から来た子供たちで、次期魔界の王を決める為、本の文字が読めるパートナーと組み、最後の一人になるまで戦うのだと聞かされます。
ルールは一つ
相手の本を燃やし勝利する事!
ここからが、このガッシュの熱い戦いの幕開けです!!
ガッシュはこの戦いをやめさせる為「優しい王様」を目指し強くなろうと努力します。なんにでも無気力だった清麿も、ガッシュのその姿を見て、その夢をかなえる為にガッシュに協力していきます。
激化していく戦いの中でめぐり合う友達!!いや~少年漫画の王道!!!
自分はそんなんが大好きデス。
出会いや別れを繰り返し成長していくがッシュと清麿!この二人と仲間たちの戦いを是非見て下さい!
余談としては雷句先生は「潮ととら」の藤田先生のアシスタントをしていました。
「潮ととら」のコミックスを持っている方ならわかると思いますが、巻末おまけのクイズコーナーで出てきたヒーローババーンは雷句先生のアシスタント時代に作り出したキャラです。
あの秀逸のセンスは、この作品の数々の面白い(おかしな?)キャラに生かされてます。そのキャラ達も秀逸なのでご堪能を(笑)
自分のお気に入りはフォルゴレです!「チチをもげ」は名曲(迷曲)だと思うのは私だけでしょうか?
ほかにもまだまだ、面白いキャラ達がいるので、皆さんもお気に入りのキャラを見つけてみてください!
アニメで名曲「チチをもげ」を聞こう(笑)
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